頭は「本の読み方」で磨かれる 茂木健一郎 三笠書房 2015

 

本を読むことは読んでいるけど、何も頭に入っている気がしないし、どんどん自分がバカになっていることに不安になって読んだ本。

本当はショウペンハウエルの『読書について』を読もうと思っていたけど、その時は題名も作者も思い出せなかった。そんな時にツイッタをーフォローしていてよく目にしていた茂木先生の本を友だちが持っていたので貸してもらった。

読み終えて感じたことは読書することを重く考えすぎていたかな。ということ。この本自体、あまり本を読まない人も読めるように、と書かれているためか読みやすく、本の読み方、というよりは本を読むことがどれほどかっこいいか、ためになるか、というような内容であった。と思う。

あぁやっぱり頭に何も残ってない。あぁつらい。

そんなことはない。この本を読んで感じた事箇条書き

・本を読むのはかっこいい、本読むのにカバーかけるのは日本人だけ、先生はむしろ電車で小難しい本読んでるのなんてめちゃくちゃかっこいいやないけ!と思う。同感。

・人間の幸福力は雑談力で決ま部分がある。いまだにコンピューターにもできないのは簡単な雑談をすること。意外。でもすごく納得。どんなに勉強できたり容姿が良かったりしてもこみゅ力がなければ毎日楽しいとは思えないみたいなところあるよね。

・本は雑談力を上げる。というか話しのネタにしたくなるような本を読んでいこう。

・本はたくさんのひとの手が加わって目を通されて世に出るもの。インターネットの記事などもよい面はあるが、違うのはそういうところ。たくさんの人の思いというか、仕事がのっかてる時点で重みがある。一冊の本はその作者の自己紹介みたいなもん(これはこの本に載ってることじゃないかも汗) これは本に対して懐疑的になっていた私に本に対する信頼を回復させた感じ。

・先生は夏目漱石が好き。

・「積読」でもいい。買っただけで読まない本も買っている時点で脳的には変化が起こっているので良し。

・やっぱ頭のいい人はたくさん読んでる。

・あぁ載ってる本読破したい!!!!!!

・本は無理やり一気に読まなくていい。自分に合わない文章もある。そういうのは飛ばして読んだ気になって良し。気分に合わせていこう。

・いい文章を読もう。ベストセラーや優秀?な古典を読もう。難しいものも読んだ達成感を味わえる。

 

以上!

もうちょっとありそうだけど、ひとまずこんな感じ。感想書くのにぺらぺら読み返してたらなんかもうちょっと学べることありそうだから、軽い本だしもっかい読み直してみようかと思う。付箋とかつけてみながらね笑 付箋って後で見返すと何に感じ入ってつけたんだかさっぱりなことが多いけどね笑

茂木先生は自分のおすすめとかを本の中で紹介してるけど、すごい幅が広い日本の古典から英語のミステリー小説からトルストイやら。しかもそれは選抜、選別されたものだからもうどんだけのものを読んでるんだって感じ。負けないし。読んだろ。

 

この本は本を読み渋ってた私に軽く、好きなように読めばいいんだよ、とりあえず読めば積もり積もって身につくから!って感じでポンって背中押してくれた本でしたね!

 

娯楽でも勉強でもどんどん読んでけ!実際この後常に文庫本をかばんに忍ばせているしね!楽しんでこ!

 

はい!おしまい!もう長くなっちゃってしょうがないね。では、次の感想で。またね!

 

おしまい。